ベル麻痺

大学受験の前にベル麻痺にかかりました。
ただ医者が言うには、ベル麻痺とハント症候群とのことでした。
どちらとも判別がつかなかったようです。
ベル麻痺にかかった時に、まず顔の半分を動かすことができませんでした。
本当に半分だけです。
なので物を食べるときなど片方の口は動くのにもう片方は全く動かないという状態でした。
また、耳の中にかさぶたのようなものができていました。
どうも珍しい病気らしく、個人病院では判別できず医師の紹介状を持って大学病院にいくことになりました。
そこでは神経科かと思い、神経科を受診しかけたのですが、神経科の方がどうも耳鼻科の管轄らしい、ということでその場で耳鼻科の先生を呼んで確認していただきました。
そこで耳鼻科の先生がその症状を知っているようだったので、急遽耳鼻科に移動し診察を受けました。
珍しい病気のようでした。
担当の医師のほかに数人の医師が同じ狭い診察室の中に現れ私の症状を確認していました。
最近、山登りをしましたか、などといった私が全くしていないことを聞かれたりしました。
その病気が発症した原因は突き止められずおわりました。
その後、当時保険ではカバーできない薬を処方され飲み続けると数日で症状は治まりました。
一週間ほどするとほぼ完治したようでした。

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