でべその手術

小学校就学前、臍ヘルニアで手術しました。
通常、臍ヘルニアは一才を過ぎれば自然に治るものらしいですが、私の臍はいつまでたってもでべそのようになっていました。
そこで両親が、このまま学校に行くといじめられるかもしれないと思い、手術を受けさせたそうです。
手術は臍をお腹の内側から四方向に糸で引っ張り、臍をひっこめるというものでした。
今でも私のお腹の中では、糸が臍を引っ張っており、もし糸が切れるようなことがあれば、またでべそのような臍に戻る状態です。
また、子どもを出産した際に、我が子は臍の緒が通常の半分ほどしかなく、子宮口へ下りてくることができず帝王切開となりました。
その時に思ったのが、自分の臍の状態が子どもの臍の緒の長さに影響してしまったのではないかということです。
私の臍は今も、糸が臍を引っ張り続けている不安定な状態です。
普段生活する分には支障もなく、気にもなりません。
けれど、たまに臍の周りに残った四つの傷跡を見る度、一生このままなのかと思うと憂鬱になってしまうのです。

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