前兆もなく突然発症したアレルギー性紫斑病

ある日、激しい嘔吐と腹痛を訴えた小学生の息子がアレルギー性紫斑病と診断されました。
この病気はアレルギーという名前がついているけれど、息子には何のアレルギーもなく、直接的な原因は特にないとされている病気です。
血液中の免疫能力が突然おかしな方向に力を発揮し、血管を攻撃するため、紫斑を発現させるそうです。
治療は、ぜんそくなどにも一般的に使われる量のステロイドを点滴、その後経口で投与し、紫斑や他の嘔吐などの症状が出ないことを確認しつつ、薬の量を減らしていくものです。
しかし、症状や再発、回復のしかたは個人個人で異なるそうで、もしかしたらもう再発しないかも、と2週間で薬をゼロにしたところその日にしっかり激しい嘔吐と腹痛が再発し、 また薬の量を最初に戻し、次は1か月でゼロを目指そう、というような感じで手さぐり状態の治療でした。
結局、薬を完全に飲まなくても再発しない、と確認できたのは入院して約70日後のことでした。
もともと体も弱い方ではなく、嘔吐・腹痛が出るまでは風邪さえもひいていなかったのにも関わらず、突然こんな病気になってしまったことには驚きました。

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