椎体骨折について

人の背骨には頸椎、胸椎、腰椎、仙骨があります。
椎体骨折とはこのどこかの骨が折れることを言うのですが、特に高齢者の方の椎体骨折は多いです。
骨粗しょう症を持病で持っている方に関しては特に、骨が弱くなり体の体重に骨が耐えられず圧迫されることに よる圧迫骨折(椎体骨折)を生じる人が非常に多いです。
椎体骨折で入院すると、まず医師に言われるのが絶対安静です。
この椎体骨折の治療は、神経を圧迫していない限り絶対安静による保存加療が大半を占めます。
なので、入院したらひたすら安静を保ちつつ、コルセットを採型・着用することによって骨 への負担を減らし骨が固まるのを待つというような形になります。
人によって骨が固まる日数は違いますが、大よそ1か月~3か月すれば骨も固まり痛みも軽減 される傾向にあります。
よく、街で見かける腰の曲がった高齢者の方は、この椎体骨折を繰り返すことで骨が変形し 腰が曲がってそういった風になる訳です。
なので、椎体骨折をしてしまった場合、医師に相談して絶対安静を心がけるようにしましょう。

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