強迫観念からダイエットとしてランニングをした
若い頃の強迫観念で始めたダイエット
今回は、ダイエット中毒と強迫観念について書いていきます。私が、若かった頃は何かやらなければいけないという強迫観念がありました。
そして何かをしていると気分が落ち着くというものです。
何か楽しいことではなく、自分にとってストレスがかかり、辛いものの方が気分が落ち着くのです。
今から考えれば一種の病気かと思いますが、そういった状態で過ごしていました。
そんな時、一番自分にとって都合が良かったのが、長距離を走るダイエットです。
長距離のランニングでダイエット
長距離のランニングダイエットは、なるべく早く走り、自分を追い込むというものです。もちろん苦しい状態なのですが、その苦しい状態を乗り越えて達成すると、達成感を得られ、自分の心が落ち着くという状態でした。
そしてとにかく無謀なほどのタイムを目標にかがげて、毎日走っていました。
初めは家の近くを1キロぐらい走って済んでいたのですが、どんどんどんどんエスカレートし、毎日10km、15kmと走るようになりました。
体は傷んで、心も荒んでいるのですが、そんな事は、お構いなく、毎日とにかく走っているのです。
スピリチュアルなものに出会い
ストレスのかかる状況を自ら作り出し、そしてそれを乗り越えることにより、心が落ち着くという状態を作っていました。そんな状態が続き大学に入り、更にダイエットを続けていました。
フルマラソンを走るために毎日20 km以上走ることも、頻繁に起きてきました。
今考えればとにかくそんな無駄な作業をするのは何でしてしまったのではないかと、思います。
何より、時間がもったいないです。
それでも毎日走り続け、定期的にマラソン大会にも出場しました。
そんな強迫観念が無くなったのは、スピリチュアルなものに出会い、自分の強迫観念に気付いたからです。
充実した毎日
強迫観念から行動してしまっては、何もいいものを生み出せないということに気づきました。それからじっくりじっくりと、自分の心を見つめて、行動を変えていくことにより生活の質が向上していきました。
ダイエットはもちろんやめて、つまらないこともしなくなるようになりました。
自分とってしたいことだけをして、毎日を過ごすことで充実した時間を過ごすことができるようになっているのです。
何かを一生懸命やるということは大事ですが、実のないことをしてしまってはいけないのです。
これから時間ができたら、今度はゆっくりと景色を楽しみながら、ジョギングをしていこうかと思います。
昔のダイエットのように、自分を追い込むのではなく、時間を楽しむためにジョギングしたいと思っています。