健康之家

睡眠を見直してよりよい生活を

あなたは良質な睡眠を取れている?

仕事中・勉強中にずっと眠い、でも夜は目が冴えて眠れない…。
目が覚めた瞬間から肩や首が凝っている…。
ベッドから起きた瞬間からもう疲れている…。
あなたは睡眠について、このような悩みを抱えてはいないだろうか?
それはもしかしたら、あなたの睡眠があまり良質ではないからかもしれない。


睡眠の質は、日常生活に大きな影響を及ぼす。
そして睡眠の質は、工夫次第でいくらでも改善できる可能性があるのだ。
睡眠に関して悩みを抱えている方は、これからご紹介する3つの項目について、自分に当てはまるかどうか、一度確認してみてはいかがだろうか。

枕や寝具は適切か?

まず最初に確認してもらいたいのが、「枕や寝具があなたにとって適切か?」という点だ。
特に枕は、高さや硬さの合う・合わないが、首こりや肩こりに直結する。
もし毎日枕に違和感を抱えながら眠っている場合は要注意だ。
一度枕を変えてみるか、枕と頭の間にタオルを挟んでみる、いっそのこと枕なしで寝てみる、など、色々試してみてほしい。


今使っている枕も、中身を足す(あるいは減らす)ことであなたにピッタリの枕になる可能性もある。
枕を買い替える場合、枕は金額が高ければいい、とは一概には言えないので、金額だけで見ずに、素材や高さなどで判断しよう。


また、マットレスの硬さも重要だ。
毎日、寝起きに肩甲骨や腰に違和感がある場合、マットレスの硬さが適切でない可能性がある。
一度、寝具が寝心地の悪さに影響していないか確認してみてほしい。




冷え性の方は冷え対策を万全に

冷え性の人は、冷えのせいで安眠を妨げられてはいないだろうか?
特に足・お腹・首元は冷えやすく、時には寝苦しさ、体調不良などにも直結する。
お腹を下しやすい人や、お腹に冷えを感じている人は、腹巻をしながら寝てみよう。


それでも足りない場合はお腹にバスタオルをかけておくと、寝返りをしても背中までカバーできてオススメだ。
首元が冷えやすい人は、ネックウォーマーやハイネックのパジャマを検討してみよう。
顔まで冷える場合はマスクを付けて寝るのもひとつの手だが、耳が痛くなりやすいので要注意。


また、あなたの足は、あなたが自覚している以上に冷えているかもしれない。
原因不明の寝苦しさを感じている人は、一度湯たんぽを導入してみて。
足が温まることで、睡眠の質が劇的に変わることもある。

軽い運動やストレッチに取り組もう

枕や寝具、冷え対策グッズなどの見直しも大切だが、何よりも大切なのが体質自体を改善することだ。
仕事や勉強などで長時間同じ体勢でいがちな人、冷え性の人、運動不足の人…などは、その状態になんの対策もせずに眠りにつくと、それらが睡眠によって改善されるどころか、悪化させてしまうこともあるのだ。
そのため、毎日少しずつでも、運動やストレッチなどによって体のコリやこわばりをほぐすことが大切である。


運動はウォーキングがオススメだ。
たとえ10分でも、歩くのと歩かないのとでは体に大きな違いが出る。
ウォーキングは全身運動なので、肩こりや腰の違和感、足の冷え性などに良い効果をもたらしてくれるし、ウォーキングによってふくらはぎに筋肉ができれば、血流が良くなり、ひいては睡眠の質にいい影響をもたらす。
ぜひ日々の生活に取り入れてもらいたい。





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