義肢装具士の仕事内容は採寸からリハビリのサポート
義肢装具士とは、手足を欠損したり体幹の機能に問題がある人のために、
義肢や装具を作る職業である。
義肢とは、人の手で作られた手足のことで、義手と義足が代表的。
装具とは、身体機能の低下を補助する物であり、ギブスやコルセットなどがこれに当たる。
義肢装具士は、他の
医療職や
リハビリ職と比較すると技術職としての色合いが強いが、
義肢装具を作成するうえで重要なのはやはり
「利用者のニーズ」であり、いくら高機能な物であっても、利用者に適していなければニーズを満たすことはできない。
ニーズに合った物を形にする技術が求められる。
まずは患者の体のサイズを測り、それをベースに義肢や装具を作り、できた物を患者の体に合わせ、違和感が消えるまで調整していく。
完成後も、医師や理学療法士などと連携して患者とコミュニケーションをとりつつ、社会生活への復帰をサポートする。
つまり、義肢装具士は器具を作るだけでなく、採寸からリハビリのサポートまでが仕事内容といえる。
一般職と総合職
求人情報を見てみると、一般職と総合職があることがわかります。
一般職とは、引っ越しを伴う異動、転勤がないかわりにキャリアアップ、つまり給与アップがあまり見込めない職種を指し、総合職とは、将来の幹部候補生で、全国、または世界をまたにかけている企業なら引っ越しを伴う転勤がある半面、昇進が見込める職種を言います。
男女差別をしないようにという世の中の動きがある中で、どの企業も未だ一般職は女性、総合職は男性と分けて募集をしているところがあります。
特に正社員として働きたいという人は、求人内容をよく確認して、自分が募集する仕事は一般職なのか総合職なのかを見極めておきましょう。
一般職なら異動が家から通える範囲であるため、事情があって実家近くに腰を据えたいという人に向いています。ひとつのことを極めるエキスパートですね。
総合職は将来を見据えて給与アップを狙いたい人に向いています。仕事をバリバリこなしたい人はそのことをアピールすると採用されやすくなるでしょう。