義肢装具士 収入

義肢装具士求人

義肢装具士の収入について

義肢装具士の収入は、残念ながらさほど高くない。
技術職という側面もあるので、待遇がよいと思われがちだが、実はそうではない。
もちろん、職場によって待遇にはある程度の差はあるが、小さい規模の企業が多い業界なので、待遇についてはあらかじめ確認しておいたほうがよいだろう。
また、他のリハビリ職と比較しても低めなので、強い意志がないとなかなかモチベーションを保てない。
しかし、確固たる技術を身に付けることができれば、若くてもそれなりの収入が得られる可能性はある。
どちらかというと、年齢よりも実力が重視される業界なので、優秀な義肢装具士であれば、好待遇で迎えるという企業も多い。
なので、最初に入った所があまり良い待遇でなくても、そこからステップアップできるよう、腕を磨くことに集中したほうがよいだろう。
とはいえ、あまり給料にだけ目を奪われてはいけない。
きっちり仕事をこなすことで患者に感謝されれば、給料以上の満足感を得ることも可能である。

働き方の多様性

ハローワークや派遣会社の求人情報を見てみると、労働時間に関しては、きっちり8時間かもしくは7.5時間の案件がほとんどです。
それでは、小さな子供がいたり主婦業もしなければならない人にとっては、残業はおろか通常の労働時間でも厳しいところであります。
子供が急に熱を出して迎えに行く必要があり、会社を早退したいとか、参観日や三者面談のような学校行事がある日は休みたいなど、家庭の事情が会社勤めの足かせとなってしまいます。
その点、パートやアルバイトの求人は、融通をきかせていることをウリにしている場合が多いようです。
ワークシェアリングという考え方がありますが、日本でももっと働き方の多様性を追求して、午前中だけあるいは午後だけの勤務、週に2日のみなど働く人の都合を優先した求人を出したら、潜在的労働者を社会に引き出せるのではないでしょうか。
高い能力を持ちながら、家庭にこもっている女性はけっこういると思われ、それは社会的な損失といえるでしょう。