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脳性マヒ

脳性マヒという病気(障がい)について

脳性マヒという病気(障がい)があります。
出生時の外傷や脳の酸素不足、早産、未熟児で生まれ脳の発達が未熟であるなどの原因があります。
脳性マヒにはいくつかのタイプがあり、主に手足がマヒして動かしにくい痙直型、不随意運動(本人の意思に関係なく体が動いてしまう)があるアテトーゼ型、バランスを取るのが難しい失調型の三つあり、上記三つのうちの二つを併せ持つ混合型もあります。
私は、早産で生まれ脳性マヒになり、アテトーゼ型と失調型を併せ持つ混合型です。
私の場合は確かに手や足が動きにくい事もあるのですが、アテトーゼ型による不随意運動があり、自分の意思に関係なく体が動いてしまう事も多いです。
また、マヒがありますが、ある程度自由に体が動くので周りの方に自分の障がいを正しく理解されにくい事が多いです。
体が動きにくいだけが脳性マヒではないことを周りの方にも知ってほしいです。

友人の子の脳性マヒ

私の友人の話しなのですが、予定日よりも2か月早く産まれた事が原因で脳に酸素が回らなくなりました。
 その結果、四肢に麻痺が残ってしまい脳性マヒという病気になってしまいました。
 そこから、友人は家族と一緒になって身体の硬縮が今以上に進行しないように朝、夕方、夜の30分間のリハビリを幼少時から、小学校5年生くらいまで毎日欠かさずやっていました。
その努力もあって小学6年生の春には補装具を使って小学校まで歩く事ができるようになりました。
友人からはさすがに毎日毎日のリハビリはしんどいという話を幾度となく聞いていました。

後になって友人から聞いた話で、近隣の住民からは友人がリハビリをしていて泣き声が聞こえてくると虐待をしているのではないかと誤解された事もあったと言っていました。

友人の病気は、脳性マヒの痙直性という病気で、リハビリを継続的に続けてしないと徐々に筋肉が硬くなってしまう病気だったのでリハビリが欠かせなかったそうです。

今は、リハビリできる時間も少なくなり3か月に1度のペースで筋肉の緊張を和らげる注射を定期的に足首や太ももに打って病気が進行しないように心掛けているそうです。
今では、車椅子中心の生活になっていますが仕事もし、余暇活動も楽しんでいるそうです。