フェイダウェイとステップバックは
今も昔も「最強にカッコいいけど最強に難しい」シュートの双璧である
~90年代後半ジョーダン世代と2025年の俺らが本気で語り合った結論~
まず大前提
フェイダウェイもステップバックも「見た目は神、難易度は悪魔」
この点で完全に一致してる。
フェイダウェイが難しい理由(復習)
- 下半身の力がほぼ使えない
- 倒れるほど距離が伸びる
- 毎回リリースポイントが変わる
- 着地場所の計算も同時進行
→ 試合で使えるようになるには「確信」が必要。何万本の失敗が必要。
» フェイダウェイシュートについて詳しくはこちら
ステップバック(特にステップバックスリー)が難しい理由
- 0.5秒以内で重心を後ろに移動させながらバランスキープ
- 着地と同時にスリー距離に足が止まらないといけない(トラベリングになる)
- ディフェンダーが飛んでくる中で「絶対入る」と思わないとフォームが縮む
→ カリー・ハーデン・ルカが決めるのは異常。
俺らが真似すると99%エアボール。
悪魔の最終形態「ステップバック+フェイダウェイ」
ステップバックで1.5~2m離れて さらにフェイダウェイで倒れる
→ 実質ディフェンダーから4m近く離れてスリー打つ
→ 守るのは理論上ほぼ不可能
これができたら中高生の体育館で即伝説確定。
でも現実の日本の中学・高校バスケでは2025年11月現在、試合でバンバン決めてる奴はゼロです(ガチ)。
なぜ日本にまだいないのか?
- 筋力・体幹が足りない(高校生でも体重60kg台じゃ届かない)
- 日本の部活じゃ個人シューティング時間取れない
- ディフェンスが密集しててスペースくれない
- 毎日1000本打てる環境がほぼ存在しない
でも「自宅コート+専属トレーナー」環境なら?
河村勇樹・八村塁・富樫勇樹みたいに親が狂ってるレベルで投資したら
中学生~高校生で完成させることは理論上可能。
実際、開志国際の佐藤海音とか、もうその領域に片足突っ込んでる。
結論:2025年の現実
- 普通の部活勢 → フェイダウェイかステップバックのどちらか片方を試合で1~2本決めるのが限界
- 金と環境が揃った選ばれし者 → 両方マスターして日本のルカ・ドンチッチになる
俺たちジョーダン世代は体育館の隅でフェイダウェイを倒れまくって青春した。
今のキッズはステップバック+フェイダウェイで伝説作るんだろう。
どっちも「確信」がないと絶対に試合じゃ使えない。
それがこの二つの技の共通点であり、永遠にカッコいい理由だ。
お前はどっち派?
俺は今でもフェイダウェイ打ち続ける40代のおっさんだわ(笑)
でも次に体育館行ったら、ステップバックも混ぜてみるかな。
……多分エアボールだけどな!

