臨床工学技士の1日

医師求人

臨床工学技士の1日について

職場によって異なるが、総合病院における1日の流れは、以下のとおり。
8時30分に、朝礼が行われる。
前日の夜の出来事を報告したり、その日の業務を確認する。
9時には、病棟を巡回する。
それぞれの病棟の師長から、業務上の意見や患者の要望などを聞き取る。
9時30分には、病棟内の人工呼吸器の回路を交換して回る。
1日当たりの件数は、8~9件といったところ。
10時30分には、手術室で心臓カテーテル業務をサポートする。
患者の搬送や、手術の際の器械出しなどが主な業務。
12時から13時までは、昼休憩となる。
13時からは、病棟を巡回する。
集中治療室の人工呼吸器を点検したり、患者の容体をチェックする。
14時30分には、医療機器を点検する。
病棟からME室に返って来た輸液ポンプなどを掃除したり、修理する。
16時には、会議が行われる。
それぞれの病棟で起こった出来事の報告を聞く。
17時15分にようやく業務終了となるが、夜勤がある時は、引き継ぎ用の報告書を作ることもある。

海外と比較される求人倍率

臨床工学技士の求人について話題になると、しばしば海外との求人倍率との比較が出てきます。
そういう場合は必ず、海外と比較して日本はまだ有効求人倍率が高いと言われていて、失業率も低く、求人も多いとされています。
しかし、海外との求人倍率の計算方法などの違いから決して失業率が低いとはいえないという考え方もあることも確かです。
研修医や非常勤医師などが就業している人も多く、また実際には仕事を探していながら、調査では求職者とカウントされていない場合も多くあってそれが求人倍率を上げていて、失業率も低く見積もってしまっているということだそうです。
確かに日本国内だけ見ても、フリーランスの外科医の求人が異常に多かった時代と比べてやはり仕事は十分にあるとはいえない状態ではないでしょうか。
人気のない医療の職種などは人手不足ですが、人が探している思うような求人は未だにそれほど多くないといった状態が現実だと言えます。
海外との比較で日本がましだとする見方はあまり参考にならないのではないでしょう。