視能訓練士はあまり多くの人には知られていない職業
世の中にはプロのスポーツ選手やアナウンサーといった誰もが知っている職業からほとんどの人が知らない職業まで実に様々な職業が存在します。
しかし知らないからといって必用ない職業というのではなく、専門職の大半がある特殊な状態、状況においてしか知りえないものなのです。
その内のひとつが
視能訓練士といってもいいでしょう。
漢字の意味から
視覚障害を持つ人が目が見えなくても生活できるように訓練してしれる人かなと当たりをつけてみたら、残念ながら違いました。
視能訓練士とは病院、診療所などで矯正可能と判断された斜視や弱視といった人の視力障害者に対して視力が回復する為に検査をしたり訓練をしたりするのがお仕事だと言えます。
つまり分かりやすく言うなら視力のリハビリということが出来ます。
そのまま放置していたら
視力を失ってしまうかもしれない人をそうならないようにサポートしてくれるお仕事です。
お医者さんや看護師さんは誰もが知っている職業ですが、同じ医療現場であってもきっとあまり知られていない職業というのは沢山あるんだろうなと思いました。
できるだけ「求人」に頼らない医療福祉施設経営
小さい病院にとって
求人という行動自体は安くない。
一人抜けたら穴埋めすればいいという考え方は
医療福祉施設にとっては損失しか生まない。
自分たちの医療福祉施設がとても魅力ある医療福祉施設で選べるだけの採用希望者がいるのであれば何も問題は無いが、採用希望者がいるだけでも有難いのが現実だ。
だから、招き入れた人間は何としても医療福祉施設として「
使える人間」に「
育てる」必要がある。
とはいえ、
中々人間は変われるものではない。
仕事に対して
真面目なものもいるし
不真面目なものもいる。
他にも仕事に関わらず人間的に気に食わない考えをしているという者もいる。
人間社会だから当然だ。
入って間もない人間であれば、そんな明らかに
敵意を向けられるのであればここは自分に合わない場所だと考え辞めてしまうかもしれない。
そうなると
求人活動の分が
丸々ムダな損失で終わってしまう。
こう考えると、企業にとって「
過ごしやすい医療福祉施設つくり」をしてくれる人間というのは数字以上に重要なはたらきをしているのではなかろうか。
仕事の良し悪しも人を見るには重要だが、
周りから慕われるような人格者の評価を
医療福祉施設の人はもっと見つめなおすべきがあると私は感じている。
本来、
頻繁に求人活動をしたりする
必要が無い医療福祉施設であることが理想なのだから。